初めてのヌードレク


私が初めてヌードレク(らしきこと)をしたのは,1997年の8月のことです。

日本海の某海岸沿いをドライブしたときのこと。
いくつかの海水浴場を横目に車を流しているうちに,ちょっと浸かってみたくなり,小さな海水浴場のある湾で車を止めました。
車を降りると,人の多い海水浴場へは向かわず人気の少ない岩場の方へと足を運びました。
といっても,この時点ではまだ“普通に”海水浴するつもりでした。
というより,この時点では私はまだヌーディストではありませんでした。
岩場までくると,人は少なくなり,水中眼鏡とシュノーケルをつけた父子と日陰で涼む母親といった人がちらほらというかんじになり,さらに進むと岬のように回り込み,小さな入り江のような場所になりました。
人影もなく人工物も目に入らない気持ちの良い場所なので,ここで少し浸かることにしました。
水に入り少し沖側に泳いで海水浴場の方を振り返ると思ったより遠く離れていて,水中眼鏡の父子も岩に隠れて見えません。
「ここならスッポンポンで泳いでも誰にも見られないな」などと考えながらしばらく波に漂っていましたが,その間も人が来る様子はなく,「スッポンポンで泳いだら気持ちいいかも,本当に脱いでみようかな」と思い,遂に意を決して本当にパンツを脱いでしまいました。
一糸もまとわずに泳いだり波に漂ったりするのはとても新鮮で海の生き物になった気分。
今まで水の流れや太陽の光から覆い隠されていた部分も波に洗われてとても気持ち良いです。
海面に仰向けになって周りを見渡すと,目に入るのは,青い空,青い海,黒い岩,緑の木々,そして全く自然な姿の自分。
視界の中には人間の手で作ったものはありません。
とてもいい気分です。
目を自分の方へ落とすと,下腹部を洗う波が太陽の光でキラキラ光り,その下の黒い茂みは海草のように揺らめいています。(海綿(体)も(^^))
ときどき流れてくる海草にも撫でられ,ときにはまとわりつかれるのも楽しい感じです。
真っ裸になっていてもHな意識はありません。
とっても自然な感覚です。

あまりいつまでもやってると,そのうち人が来るかもしれないので,そこそこでまたパンツをはいて帰りましたが,つかの間でも本当に自然に帰ったようでとても楽しい体験でした。
この体験をきっかけに私は Naturist/Nudist“くらげ”となりました。


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